安野ともこ
スタイリスト/衣装デザイナー/ジュエリーデザイナー。
スタイリスト事務所CORAZONおよびジュエリーブランドC A S U C A主宰。
埼玉県坂戸市生まれ。
ファッションブランドに勤務の後、フリーのコラムニスト、ライター、プランナーとしての仕事をするかたわら、
毎日新聞社の季刊誌『活人』や資生堂『CAWAIICLIQUE』誌で衣装製作に携わる。
写真集の仕事で小泉今日子さんとの出会いをきっかけに衣装のスタイリングを開始。

1994年スタリスト事務所CORAZON（コラソン）を設立。
映画『ゾッキ』（2021年公開)代表的な作品に『フラガール』『東京タワー』、
ミュージカル・舞台『フリムンシスターズ』、『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド 〜汚れなき瞳〜』、『キャバレー』、『哀しい予感』、
ドラマ『あなたの番です』『すいか』などがあり、その数々の映画や舞台、ドラマ、TVCMなどを中心に、
人をより魅力的に " 魅せる " スタイリングを手がける。
衣装デザイナーとしては、ミュージカル、舞台、CMの衣装の他、
フィギュアスケート浅田真央さんのソチオリンピック他のコスチュームも出がけ、デザイン・製作と幅広く活躍中。

2007年秋、ジュエリーブランド C A S U C A を立ち上げる。
可憐なのにクール、密やかなのに印象的で存在感のあるC A S U C Aのジュエリーは、幅広い年齢層の女性から支持されている。

2016年春には株式会社タカギとのコラボレーションによる下着ブランド、AROMATIQUE | C A S U C Aを発表。
永年にわたってスタイリストとして温めてきた着心地の良さとシンプルな美しさへの構想を実現し、
「裸より楽」と言われる究極のスタイリングインナーを追求した。

C A S U C Aの存在は、その独特で繊細なキラメキゆえに、ドラマ『ホタルノヒカリ』の綾瀬はるかさんをはじめ、
『ラストフレンズ』の長澤まさみさんや『曲げられない女』永作博美さん、『最後から二番目の恋』の小泉今日子さん、
『医師たちの恋愛事情』の石田ゆり子さん、『あなたの番です』原田知世さん、など、
様々な女優が魅力的に身に着けていたことで多くの女性視聴者の目を釘付けにしてきた。

2019年1月、過去に手掛けてきた代表的な衣装作品をand Made 北参道にて展示。『安野ともこのコスチューム展 "Thanks a million"』を開催。
2019年11月、『TED×USH2019』登壇。「傷の輝き」をテーマに14分間のスピーチ。

2020年7月、33年前に作詞を手がけた小泉今日子氏アルバムの中の楽曲『連れてってファンタァジェン』が、
岩井俊二監督の映画『８日で死んだ怪獣の１２日の物語』のエンディングテーマ曲として抜擢され、小泉氏によるセルフカバーが実現される。


2023年11月、The New York Times Style Magazine:Japan に安野ともこインタビュー記事が掲載される。＜記事はコチラから＞